オペレーションの効率化
スマートオペレーション体制
国内飲料事業におけるオペレーション効率化への取り組み
国内飲料事業の自販機ビジネスにおいては、労働力不足が業績面へ大きく影響を与えています。当社グループの全国有数の自販機網を支えるのは、グループ各社や共栄会(ダイドードリンコの自販機の特約オペレーター)各社の約3,000名のルート担当者です。近年では、特に共栄会が担う地方においてルート担当者の確保が困難になり、減少した人員でオペレーションできる規模まで縮小せざるを得ない状況が生じています。
これまでも、現場レベルで様々な改善に努め、業務の効率化をめざしてきましたが、もう一段踏み込んだ対策を行うには、新たにIoT技術を活用し、仕事の仕組みそのものを抜本的に改革することが必要です。そこで自販機ビジネスにおける戦略投資のひとつとして「オペレーションの効率化に向けたIoT投資」を掲げ、少ない人数でもオペレーションできる「スマートオペレーション体制の確立」をめざしています。
インサイドセールス
当社グループでは営業活動においても、フレックスタイムを活用したモバイルワークを徹底しております。
顧客企業の在宅勤務も進み、オンライン商談も徐々にではありますが、受け入れられつつあります。そこで当社は、自販機の新規設置場所開発のための営業活動において、オンラインによる商談を進めるインサイドセールスを推進しておりまして、9月からは専任チームを設置することといたしました。
とはいえ、最終的には対面による営業も重要ですので、インサイドセールス、それからフィールドセールス、それぞれのメリットを生かしながら、営業活動の量と質ともに上げていくことで、開発の生産性を向上してまいります。
コロナ禍において、自販機市場は⼤きな打撃を受けております。ただ、その売れ行きを細かく分析すれば、単に消費者が自販機で飲料を購入しなくなったのではなく、売れる場所が変わったにすぎないことがわかります。日々蓄積されるデータを基に、新たな設置先の開発営業において売れる場所のターゲットを柔軟に変え、自販機網を維持・拡大してまいります。
競合他社の自販機ビジネスへの取り組み姿勢の変化
- オンライン商談ツールの活用
- WEB会議を活用した商談の進行
- 対面での商談により、設置につなげる
- インサイドセールス
- フィールド
セールス - 成約