自販機の寿命は、2014年度では自販機平均使用年数※が9.4年、2023年度では自販機平均使用年数が12.2年となり9年間で29%増となっております。
※全自販機(フロンティアベンダーでない自販機を含む)の平均使用年数から計算
ダイドードリンコは、自販機を中心としたビジネスを展開しており、事業活動に多くの鉄資源を使用しています。「リサイクル優等生」と称されるなどリサイクル面で優れた原料である鉄資源を中心に、3R(リデュース(発生抑制)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化))に取り組むことで、循環型社会の実現を目指しています。
自販機の平均的な寿命は10年ほどであり、廃棄となる主たる原因が「冷却・加温ユニット」の故障です。自販機の長寿命化を図るため、ボトルネックとなっている「ユニット」の整備・入替をするとともに、現行機種にも引けを取らない機能を付加して再生しています。
この生まれ変わった自販機「フロンティアベンダー※」を展開することで、環境負荷低減とコスト削減の両立を推進しています。
※延命化(ユニットの整備・入替)と機能付加した自販機
自販機の寿命は、2014年度では自販機平均使用年数※が9.4年、2023年度では自販機平均使用年数が12.2年となり9年間で29%増となっております。
※全自販機(フロンティアベンダーでない自販機を含む)の平均使用年数から計算
自販機には全体の約90%を構成する鉄資源のほか、配線や冷却ユニットに含まれる銅やコンピュータ基板などに含まれる金など多くの希少資源が用いられています。そのため、役割を十分に果たした自販機は地球温暖化につながるフロンや環境汚染につながる蛍光灯、電池などの有害物質を回収・適正処理した後、再資源化できるものは可能な限り分別し、リサイクルしています。
※一部リサイクルが困難な廃棄物に関しては、管理型最終処分場で適正処理しています。