大同薬品工業株式会社工場見学会のご報告
2017年11月14日に当社グループとして初めて、株主様向けの工場見学会を、「大同薬品工業株式会社(奈良県葛城市)」にて開催いたしました。当日は、株主様11名とご同伴の方をあわせ、合計16名の皆様にご参加いただきました。
当日は、医薬品関連事業を担う大同薬品工業の、当社グループ内での位置づけや、事業内容についてご説明した後、実際の工場のラインをご見学いただきました。その後、質疑応答を行い、約2時間30分のプログラムを終えました。
今後も株主様の声を真摯に受け止め、株主様との双方向コミュニケーションの拡充に努めてまいります。
当日の様子
1. DyDoグループにおける医薬品関連事業の位置づけについて
まずは、ダイドーグループホールディングスのコーポレートコミュニケーション部長・長谷川より、医薬品関連事業について、説明いたしました。
DyDoグループの歴史は、創業者が個人事業としてスタートした「おきぐすり(医薬品配置販売業)」の事業から始まります。その後、法人化し、現在の大同薬品工業がドリンク剤の製造販売の展開を開始。大同薬品工業は私たちの祖業なのです。
株主様の声
- DyDoグループが医薬品関連の事業から始まったことを、初めて知りました。
- 大同薬品工業の事業の内容や、今後の考え方がよくわかりました。
2. 大同薬品工業について
続いて、大同薬品工業の社長・髙橋より、同社の事業や業界環境、新工場の設立について説明いたしました。
大同薬品工業の現在の事業は、医薬品・医薬部外品のドリンク剤の受託製造。本社(奈良)工場では、年間3億本のドリンク剤を生産。これはドリンク剤の受託製造の分野においてトップクラスの規模を誇ります。2020年には関東への工場の新設も予定しています。
株主様の声
- 取引先・生産品目の多さに驚きました。
- 関東工場の新設や、その狙いについて理解できました。
- 髙橋社長の話が興味深く、もっとじっくり聞きたいと思いました。
3. 工場見学へ
次に、20mlから120mlのドリンク剤を製造できる第1工場をご見学いただきました。
ご案内した第1工場では、20mlから120mlのドリンク剤を製造しています。小ロット・大量生産を実現するため、効率的に製造品目の切り替えを行い、この日は3ライン合計で、7品目の生産を行っています。
株主様の声
- 担当の方がとても丁寧に説明してくださいました。
- 品質管理の厳しさを理解し、これまで以上に貴社の製品を安心して飲むことができます。
同社のホームページからご覧いただけます
4. 質疑応答
最後に会場に戻って、質疑応答を行いました。消費期限・賞味期限についての考え方や、排水処理についてなど、大同薬品工業の事業に関するご質問のほか、コーヒー作りに関することなど、幅広なご質問をいただきました。
株主様の声
- 大同薬品工業に関することはもちろん、缶コーヒーをはじめとしたDyDoグループについての質問にも答えていただき、満足しています。
株主様からのご感想(一部)
- DyDoグループの中で、大同薬品工業が大きな存在であることがよくわかりました。今後もドリンク剤の需要は大きくなると思うので、大同薬品工業のさらなる発展に期待しています。
- 仕事で多くの工場見学をしてきましたが、今回の見学会の説明が一番丁寧でした。
- DyDoグループは、清涼飲料の会社だと思っていました。これから、ますます高齢化社会が進むので、大同薬品工業の活躍を期待しています。